ドクロ茶室ネオ ─オニババドクロ茶会のために in 二本松
本町ポケットパークビルに「どくろダルマ」という名のアートだるまを展示していただいている、木下 史青さんの作品《 ドクロ茶室ネオ 》が、現在 二本松の“安達ヶ原ふるさと村”に展示されています。ぜひこちらもあわせてご覧ください^^
福島ビエンナーレ2022 重陽の芸術祭 in 二本松
http://wa-art.com/bien/biennale2022/nihonmatsu.html
会場:安達ヶ原ふるさと村(〒964-0938 福島県二本松市安達ヶ原4丁目100番地)
観覧時間 9:00〜17:00(先人館のみ 9:00〜15:00、入館料200円)
ドクロ茶室ネオ ─オニババドクロ茶会のために
Dokuro Tea Ceremony room
作者:木下史青 Shisei Kinoshita
東京国立博物館 上席研究員(デザイン)
発表年:平成31(2019)年 博士審査展・東京藝術大学大学美術館
令和4(2022)年 二本松 安達ケ原ふるさと村の茶室にて再設置
材料・技法:タタミ台(炉畳)、発泡スチロール(ドクロ)
みちのくの安達ケ原 鬼婆伝説の里で、「オニババドクロ茶会」※ のための「ドクロ茶室」を作りました。頭の中でどくろ茶会のことを考えているうち、アタマの中で茶を点てるため、人の頭蓋骨を原形として 茶室を作ってみたい!と思い立ったのです。
さて、頭蓋骨をデジタルX線3次元スキャナで測定して3Dデータを得て、抽出された数値を元に、 泡スチロールを用いて拡大・造形しました。こうして、独りだけで座れるタタミ(炉畳)に入って、濃茶を練り・また薄茶を点て、亭主と客と、皆で楽しむことができるようになったのです。
※2016年10月9日於:福島県二本松市 男女共生センター
重陽の節句 オニババドクロ茶会
亭主:木下宗史(遠州流茶道 師範/東京国立博物館デザイン室長)
作品:渡邊晃一(アーティスト/福島大学教授)
※2017年10月28日於:福島県二本松市 二本松城(霞ヶ城) 洗心亭
重陽の芸術祭 オニババドクロ茶会
亭主:木下宗史(遠州流茶道 師範/東京国立博物館デザイン室長)