閉幕のご挨拶 – Closing remarks –
福島ビエンナーレ2022 「風月の芸術祭in白河」を2022年10月9日(日)をもちまして閉幕いたします。
新型コロナウィルスの感染予防対策から、2020年に開催した芸術祭では、AR(Augmented Reality・拡張現実)など、遠隔地から鑑賞できる企画が中心でした。
今年は、実際に会場で鑑賞できる展示や講演会、アニメーションの上映会、ワークショップの企画を多数実施しました。小峰城や南湖公園、白河市内の史跡、文化施設、街中の展示をはじめ、白河市内の小学校、中学校、高等学校とも連携し、地域の未来を担う子どたちと関われたことは、この上ない喜びでした。
また一昨年の二倍以上の「アートだるま」を市街地に飾り、多くの方々に白河を周遊して頂きました。
「月刊美術」をはじめとした美術雑誌やテレビ、新聞等にご紹介いただけたこともあり、大変盛況な中、無事に終えることができました。
多大なるご尽力を賜りましたアーティストの皆さま、協賛団体、関係各位、そして白河の会場にご来場頂いた皆様方に厚く御礼申し上げます。
福島ビエンナーレ2022 「白河・風月の芸術祭」藝術監督
渡邊晃一